交通死亡事故多発警報

朝日新聞(11月28日朝刊より)からの抜粋です。

「死亡事故急増、今年初の警報」
10月以降、府内の交通死亡事故が急増している。
10月1日から11月26日までの死者数は42人で、前年同期より17人多い。
府高越対策協議会は27日、今年初めて「交通死亡事故多発警報」を発令した。

府警交通総務課によると、今年の府内の交通事故死者数は162人(26日現在)。
前年同期より19人少ないが10月以降に急増した。今月23日~26日の4日間で5人が亡くなった。
10月1日から11月26日までの間に亡くなった42人のうち、
歩行中や自転車に乗った高齢者が15人(前年同期比7人増)、飲酒運転が3人(同1人増)と目立つ。
府警は、主要交差点を中心にパトカーや警察官を配置し、
飲酒運転や速度違反、信号無視の取締を徹底するという。
(以上、抜粋)
20121128

歩行中や自転車に乗った高齢者の事故が多発しているとのことですが、
自転車歩行者道や自転車道における自転車の逆走(車と反対方向に走る)は、
沿道店舗駐車場などから出てくる自動車からは認識しにくく、
下記写真のようにヒヤリとする場面があり、
1)自転車はやはり車道の左端を車と同じ方向に走る。
2)自転車道は出来れば一方通行(順走)とする。
3)自転車歩行者道は歩行者の邪魔にならない、また徐行できるような工夫を施す。
4)歩道の自転車通行を取り締まる。
5)自転車レーンの着色あるいは自転車走行空間(帯)の路面標示など、
 連続明示により走行空間をドライバーに認知させる。
6)実践的な自転車交通教育を小中高、成人を対象に行う。
などの取り組みが急務!
(写真は国道2号西宮市:モデル地区整備前の状況:平成20年頃撮影)