西宮豊中線の自転車レーン

西宮豊中線(兵庫県道606号)の尼崎市武庫之荘付近では、
自転車レーン(通称ブルーレーン)が整備されています。
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「自転車専用」や矢印の路面標示があり、違法駐停車や自転車の逆走に注意喚起しています。
また「逆走できません」などの看板も設置されています。
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注目すべきは小さな交差点における連続性です。
ブルーレーンが連続して、自転車が一旦歩道に入ることのないように工夫されています。
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しかし、大きな交差点(右折車線がある交差点等)では、
交差点処理のため路肩部分の幅員が縮小され、ブルーレーンは途切れてしまいます。
そして一旦、自転車歩行者道に入るように矢印等で誘導されています。
車道と歩道の段差や勾配は、自転車乗入れ時のスリップなどに配慮して工夫がされていますが、
時速20km/h程度で車道を走行していた自転車が、この交差点手前では自転車歩行者道に乗上げ、
徐行しなければなりません。
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右折車線などのある交差点では、安全な交通処理を考えるとやむを得ないと思いますが、
歩道に歩行者がいる場合など、歩行者の安全性確保に疑問を感じます。
本来、自転車は車道の左端を走行するのですから、
自転車レーンの幅員が確保できないのであれば、車道側に誘導すべきだと思います。
皆さん、どう思われますか?何かよいアイデアは無いでしょうか。