知恵を出そう「舗装の補修費」

朝日新聞の記事より、傷んだ舗装の補修費を市民が負担(カンパ)する!?というおもしろい記事があったので紹介します。
(以下、新聞より転記)

カンパによる路面凍結などで道路に出来た穴の補修費の足しにしようと、
ドイツ東部の町ニーダーツィンメルンは、費用を負担した人の名前などをつける「穴の販売」というアイデアを打ち出した。
3月1日から売り出し、これまでに138人の買い手がついた。
東部ワイマール近郊の人口約1千人という小さな町。
年末から続いた寒波で約500mのメインストリートに約50個の穴があいた。
財政難で修復費の工面に苦慮する町のシュミットローゼ町長は、
「教会の建設や修理の寄進をヒントに住民が発案した」と話す。
町はホームページで売り出した穴を写真付きで紹介。購入希望者は気に入ったものを選び、
50ユーロ(約6千円)を振り込むだけ。
一つに何人でも手を挙げられる。補修後、購入者名やメッセージを書いたプレートが設けられる。
ドイツ各地でこの冬、道路の3~4割が寒波の被害を受けたとされ、
財政難が特に深刻な旧東ドイツの自治体では補修費が重荷になっている。
(以上)

市内においても、傷んだ舗装はよく見かけます。
このような道路は自転車で走るとその走りにくさ(不快感)がよく分かります。
我が高槻市も財政難であれば、「市民からの寄付」による補修も考えなくては・・・・。
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亀甲状のひび割れや、穴ぼこなど、数年間この状態だと思います。
雨が降ると水溜まりになったり。
補修も「穴を埋めた」だけでは、段差になり、自転車や原付などはハンドルをとられることも。
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補修費が重荷になっているのは、日本も同じだと思います。
新たに道路をつくるのではなく、今ある道路をいかに大事に使い、長持ちさせるか。
つまり、維持修繕に予算をまわす必要があるのでは・・・・・と思います。
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