岐阜市自転車走行環境社会実験1

岐阜市において、平成22年1月8日~25日まで、自転車走行環境の社会実験が行われました。
IMG_1878.jpg
金華橋通りの540m区間(長住町線~岐阜東西通り)です。
ここでは、車道の第一車線を削減し、仮設自転車道を設置しています。
もちろん、この時、自転車は左側通行しなければいけません。
IMG_1855.jpg
バス停では、乗降客の安全性を確保するため、コーンによりスペースが確保されていました。
実験とは関係ないですが、バス停上屋は広告収入により設置するというフランスで生まれた手法と思われます。
(日本では、MCDecaux(エムシードゥコー)という三菱商事と世界を代表するフランスの屋外広告会社JCDecaux(ジェーシードゥコー)との合弁会社などが運営)
IMG_1864.jpg
交差点の手前で自転車は歩道(自転車歩行車道)に入らなければなりません。
欧州における自転車道などは、交差点においても自転車は車と同じように最短距離で渡ることが出来ます。
(欧州では、カラーレーンや自転車が車の前に止まる二段停止線、自転車専用信号などで、車の巻き込みから守る工夫がされています)
日本では、あくまで車通行を優先させ、自転車走行の快適性を抑制し、交差点では自転車を歩道(自転車歩行車道)に入れ歩行者と混在させるという方法が主流みたいですね。
IMG_1870.jpg