地下道は自転車を降りて押しましょう

高槻市はJR(在来線、新幹線)や阪急電車、国道、高速道路などが大阪と京都を結ぶ中間に位置する、つまり交通の大動脈が通っているわけですが、JR在来線、特に高槻駅や摂津富田駅付近では、地域が分断され、地下道や高架でJRをくぐったり跨いだりしなければいけないわけです。

JR高槻駅周辺を南北に自転車で往来する場合がまた大変です。
JR高槻駅には歩道専用地下道、歩行者・自転車の地下道、歩行者自転車道と車道の地下道の3本があります。
写真はその中の歩行者・自転車の地下道ですが、ここは自転車を降りて押さなければいけないのですが(アナウンスや標識で分かっていると思うのですが・・・・)、時々自転車に乗ったままの方を見かけます。
何とかならないものか、と思っていたら、「おおっ、これはいい!!」
いつのまにか矢印のペイントがされています。しかも「左側通行」
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ちゃんと曲がり角にも矢印があります。
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そして通路にはなんとはみ出し禁止の黄色い線が引いてあるではないですか。
今まで無法地帯だった地下道に交通ルール(黄色い線ははみ出し禁止、自転車は左側通行)が適用されているのです。
しばらく観察していましたが、みなさん、自転車から降りて「ちゃんと左側を一列に並んで通っている」ではないですか。
(たま~に、追い抜いたり、自転車を降りない人もいましたが)
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しかし、確実に効果はあるようです。(と思います)
これは市の指導によるものでしょうか。警察でしょうか。
それとも駅の付属施設だからJR?
いずれにせよ、ちょっとした費用で効果抜群だと思います。どうしてもっと早く対策しなかったのでしょうね。
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矢印があれば、それに従うことが分かりました。
これを車道の端に工夫してペイント出来ないでしょうか。そうすれば「自転車は左側を通るんだ」って交通規則を知らない人も気づくのではないでしょうか。