高速バス乗り場

高槻市はJRや阪急などの鉄道による移動が便利なだけではなく、名神高速道路の高速バスによる移動も慣れれば便利なことをご存じでしたか。
高槻市は中核都市規模としては珍しく高速道路のインターチェンジが無い都市です。
(高速道路に乗る場合は、茨木ICもしくは大山崎ICを利用します)
その代わりと言っては何ですが、高速バスの乗り場が緑が丘にあります。
関西空港など飛行機を利用する旅行などの場合、あるいは東京などの遠方へバスで旅行する場合に利用された方がおられるのではないでしょうか。

しかし、この高速バス停、目立たないのです。
今回は、市バスの緑が丘バス停から高速バス停までのサイン(案内・誘導)を確認してみます。

まず、市バス「緑が丘」のバス停です。写真左が下り(JR高槻駅から上の口方面)、右が上り(上の口方面からJR高槻駅)の状況です。
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下り側バス停から高速バス停乗り場に行ってみましょう。
市バス停には何も高速バス停乗り場への案内は出されていません。市バス停付近の交差点にも高速バス停への案内はありません。
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高速道路の側道です。
この側道に来れば、遠くに高速バス停乗り場が見えます。但し、初めて利用する方がこれで分かるでしょうか。
市バス停に何も案内がないのは、「高速バスに乗る人は、高速道路沿いを探すだろう」ということでしょうか。
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高速バス停乗り場下まで来ました。
小さな(A3版用紙にラミネート加工したもの)案内が出ています。
これで「名神高速道路の高槻バスストップ(上りあるいは下り)」ということが分かります。
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さて、暗い通路を通って反対側へ行ってみます。(高速道路の上り側バス停)
こちらにも小さな(A3版:ラミネート加工)案内がありました。
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こちらの階段は植樹に覆われ、階段自体が分かりにくいですね。
写真右は高速道路のバス停の状況です。
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その入り口には、高槻高速バス停、東京・名古屋方面(上り側)とあります。
「バス停」ですね。下の案内は「バスストップ」でした。同じ意味ですが、JR高槻駅のサイン計画でも紹介したように、些細なことですが言葉の統一は大事ですよね。
写真右は、関西空港などからの帰りをイメージしました。
ここから市バスを利用して上の口方面に帰るため「緑が丘」バス停を利用する人の気持ちになってみました。
階段を下りた付近に「緑が丘バス停こっち」という案内が欲しいですね。
また旅行からの帰り、疲れている上に重い荷物を持って、この階段を下りるのは大変でしょうね。
スーツケースをガッタンゴットン引きづりながら何とか階段を下って「疲れたな~。タクシーでも呼ぼうか」と言っても近くにタクシー乗り場はなさそうだし、タクシー会社の電話番号も分からないし・・・・・。
「次からは高速バス利用しない!!」ということにならないでしょうか。
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