コミュニティサイクル・カーシェアリングなどの取り組み

ESTメールマガジン第37号(2009.8.25 発行:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局)にコミュニティサイクルやカーシェアリングなどの取り組みが紹介されていましたので転記します。

~以下転記~
平成21年度都市型コミュニティサイクル社会実験公募の選定結果について【環境
省】
 環境省では、「都市型コミュニティサイクル社会実験」を実施する企業等を選定し
ました。 近年、欧米では、路上広告を主たる収入源として、高密度に道路上に貸出
拠点(駐輪施設と支払い用の機器)を設置し、低価格で利用可能なコミュニティサイ
クルが定着しつつあります。しかし、我が国へ導入するには、自治体の費用負担の受
容性、違法駐輪の量、屋外広告の価値、坂の多い地形等の欧米と異なる特性があるこ
とから、これらを踏まえた日本型のシステムを構築していく必要があります。そこ
で、我が国へのコミュニティサイクル導入方策の検討を行うための社会実験を行いま
す。

8月1日から「モコバス」運行開始【守谷市】
守谷市地域公共交通活性化協議会では、平成21年8月1日(土曜日)から3年間の計画
で、コミュニティバス「モコバス」の運行を実証実験として開始しました。

カーシェアリングシステム「カーシェア・つくば」導入【筑波大学】
筑波大学では、本学の学生・教職員を対象としたカーシェアリングシステム(CS)
「カーシェア・つくば」を導入し、その有効性に関する実証実験を行うこととなりま
した。

「乗ろう鉄道、減らそうCO2」をテーマとしてポスターを掲出します【関西の鉄道
事業者15社局】
 関西の鉄道事業者15社局は、共同キャンペーンとして平成21年9月1日(火)から15
日(火)を中心に、「乗ろう鉄道、減らそうCO2」をテーマとしたポスターを提出し
ます。より効果的に多くの利用客の理解・協力を得るため、15社局が連携して共通の
ポスターを製作、掲出します。

自転車共同利用実験「Poro-cle」の自転車利用モニター募集【株式会社ドーコン】
 ドーコンは、学識者・民間企業と北海道モビリティデザイン研究会を結成し、これ
からの都市に必要な環境への配慮や都市内における放置自転車の社会問題解決等に向
けた研究を始めました。その一つとして自転車を複数の人で共同利用する「コミュニ
ティサイクル」を取り上げ、都市部への導入可能性を検証するため、札幌市内で「自
転車共同利用実験(愛称:poro-cle)」を行います。