環境の観点からの自家用車と他の交通手段との比較

2005年11月 国土交通省国土交通政策研究所(古倉宗治ら)によるレポート「都市交通における自転車利用のあり方に関する研究」によれば、近距離や中距離において自転車にかなう交通機関はないらしい。バスや列車など公共交通機関も自転車にはかないませんが、優れた交通機関ということになりますね。
以下、「都市交通における自転車利用のあり方に関する研究」の抜粋です。

~抜粋~
EC 報告書によれば、下表のように他の交通機関と比較しても明らかに自転車の優位性は高い。
必要空間は自動車の8%であり、燃料消費、二酸化炭素、窒素酸化物、炭化水素、一酸化炭素などの負荷排出量は全くなく、事故の可能性も最低である。これらを総合的にみると、近距離や中距離(5km 程度以内)では自転車にかなう交通機関はないということになる。

            表 環境の観点からの自家用車と他の交通手段との比較
他の交通手段との比較
                ※一人当たり1km の移動に必要な量、自家用車を=100 とした場合
                出典 UPI レポート(ハイデルベルク1989 ドイツ交通省による引用)

~以上~