地下駐輪システム「エコサイクル」

駅前などの違法駐輪、路上駐輪対策として、地下に大きな円筒形状の駐輪場(写真参照)を設置することにより1基当たり150台程度の駐輪が可能です。
その駐輪システムは「エコサイクル」というもので、技研製作所というメーカーが開発したものです。
以下、技研製作所のHPから、特徴などを紹介します。
~HPより転記~
老若男女だれでもが気軽に利用できる自転車。この便利な自転車がいま、健康増進効果だけでなく、まったくエネルギーを消費せず排気ガスを出さないエコロジーな乗り物として、にわかに脚光を浴びつつあります。しかし、自転車先進国の欧州各国などに比べ、日本ではまだまだ解決すべき問題が山積みです。自転車道の整備率が極めて低いだけでなく、土地が狭く地価が高いために必要な場所に適切な規模の駐輪場がつくれず、市街地のいたるところで自転車が迷惑駐輪されています。このような自転車は通行路をふさぎ、子供、老人、障害者はもとより一般歩行者にとっても大変危険な状態を生み出しているため、大きな社会問題となっているのです。そのうえ、路上に駐輪された自転車は街の景観を著しく破壊し、地域のイメージを悪化させてしまいます。

「エコサイクル」は、“地上に文化を、地下に駐輪場を”という開発理念の下、GIKENが永年にわたり培ってきた圧入技術の粋を集めて完成させた、全自動機械式の地下立体駐輪場です。目的地に近接した地下空間に設置できることにより、「ドア・ツー・ドア」と「景観との融合」を実現しました。環境の世紀と言われる21世紀、迷惑駐輪や放置自転車の追放と環境配慮の新しい街づくりを実現する画期的な地下駐輪場の誕生です。
~以上~
EcoCycle断面CG
(写真は技研製作所提供)

このエコサイクルは街中に見られるコインパーキング等の敷地があれば設置可能です。
(コインパーキングの敷地を活用したイメージ)
設置イメージ1

また、商店街などの空き店舗などを利用して設置することも可能です。いずれにせよ地上部は入出の上屋があるだけで、円筒形部分は地下に隠れてしまいます。
(商店街などの空き店舗跡地を活用したイメージ)
設置イメージ2
またビル建設における基礎を兼ねることも可能です。
(ビルの1階部分を活用したイメージ)
設置イメージ3
詳細は技研製作所のHPをご覧下さい。