名古屋のゆとりーとライン

名古屋市内をバス専用の高架道路が走っています。
ゆとりーとライン」と呼ばれており、日本で初めての「ガイドウェイバスシステム」です。
写真はナゴヤ球場前の道路です。この高架がバス専用の道路です。
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ナゴヤドーム球場前駅です。モノレールの駅みたいですね。
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バスがやってきました。このうような専用軌道を走る電車や地下鉄だと車両が長く大量輸送に向いていると思うのですが、バス1両では輸送人員も限られているような気がします。
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土曜日の午後ですが、乗降客はまばらです。ナゴヤドームで試合がある時は凄い人なのでしょうか。駅自体も閑散としていてちょっと期待はずれでした。
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ガイドウェイバスは、軌道内では小さなタイヤがレールに沿って誘導してくれます。また、このバスは一般道も走ることが出来ます。
市街地など渋滞の激しい所でこのバス専用高架道路は威力を発揮すると思いますが、ガイド(小さなタイヤ)の重要性が今ひとつ分かりません。
わざわざ手放し運転をする方はいないと思います。おそらく高架構造のため経済性から走行幅を出来るだけ狭くする必要があり、ガイドがない普通のバスだと壁に当たってあっち行ったりこっちにぶつかったりするためだと思われます。
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平成13年3月に開業して、しばらくは赤字が続いたらしいですが、沿線でのイベントや企業努力、大規模ショッピングセンターがオープンするなど沿線開発が進み、 2001年度193.0万人→2004年度274.8万人と順調に利用者を伸ばしているそうです。
詳細は、ゆとりーとラインHPをご覧下さい。