イマジンさんのストラスブール

ドイツのデュッセルドルフから「イマジン」さんの「第1回特派員便り」です。
フランスのストラスブールのLRTについて、「イマジン」さんのブログより了解を得てこのブログでも紹介したいと思います。

「イマジンの特派員便り」
世界で一番美しいLRT、それまでの路面電車を過去に追いやった未来型LRTなどと紹介されるストラスブールのLRTですが、やっぱりかっこよかったですね。
外観だけでなく、低騒音高速走行(郊外)100%低床車体など、従来の路面電車のイメージを一新した技術革新を同時に達成したところに、ストラスブールのLRTの凄さがありますね。
イマジン1
こちらは、線路上でエサをついばむ鳩に立ち往生するLRTです。
高性能LRTもこれでは自慢の能力を発揮できませんね。でも、鳩を無理に追い払わずに停車して待つところが、ヨーロッパらしいというか、それくらいの余裕があったほうがいいかなとも思いました。
珍しい場面を見ることができました。
イマジン2

「一言コメント」
イマジンさん、ありがとうございます。
最初の写真ですが、歩道と思われるところに駐車してあって「歩行者はどこを歩くの」と疑問に思いました。また、クルマが走る車線はLRTの向こう側にある狭そうな空間だけなのでしょうか。それともLRTとクルマが同じところを走行すると言うことなのでしょうか。
なんでも堺市のLRTが、対面通行が一方通行になるため地元から反対の意見が出て計画が頓挫しそうということを聞いたことがあります。LRTとクルマが共存できる空間整備が出来れば良いですね!

2枚目の写真ですが、LRTの前方、鳩がいるところですが、歩道が少し切下がった形式になっており、停止線と自転車マークがありますね。
日本のように黄色の誘導ブロック、横断防止柵など大袈裟な仕掛けではなく、そもそもの道路構造が平坦、落ち着いた色使いであり、そこに「事故に遭うのは自己責任」という大人社会による過剰な安全対策もなく、建物の配色含めて街全体として落ち着いた雰囲気ですね。
(日本だと看板、電線、標識など雑多な空間になっているでしょうね)